たかまるのかまど

忙しい毎日に”なにも考えない時間”を作るブログ

【就活生必見】広告会社に就職したいと思ったら考えるべきこと

どうも、たかまるです。

僕は大学を1年間留年して広告代理店に就職しました。

 

 2年間就職活動をして大手~中小企業の広告会社を見て

実際に広告会社で働いている者として「広告会社に入りたい」と思ったら考えておくべきことをまとめてみました。

 

 

 

1.適当に広告会社を選んだらメンタルが崩壊するか、最悪死にます

驚かせるわけでも何でもないです。

大手広告代理店に入った方が過労の末、自殺を選びました。

 

タラレバはありませんが、「もし彼女が他の広告会社を選んでいたら...」

同じ広告の人間として、思ってしまうことです。

 

そして、これから広告会社に入る方に考えてもらいたいことです。

 

 

 

2. 有象無象の広告会社、だからこそ会社選びが重要

広告会社ってかなりの数あるんです。

カオスマップで調べてみてください。

 

これ全部広告会社です。きもいでしょ?笑

恐ろしいのは、さらにこの下に下請け、孫請け会社が存在します。

 

まさにカオスですね。

だからこそこの業界は、どこを選ぶかが重要なんです。

 

 

 

4.僕はやりたくないことで選びました

就活しているとよく「なにをしたいの?」だとか「何を得たいの?」

みたいにやりたいことを聞かれますよね。

 

ですが、やりたくないことで選んでみてください。

僕のやりたくないことはこんな感じでした。

 ・電話営業部隊に入りたくない

 ・そもそも営業したくない

 ・土日勤務したくない

 ・雑用したくない

 ・目的のない仕事したくない

 ・リテラシーの低い人をだましたくない

 

もっとあったと思いますが、こんな感じです。

とにかく営業したくなかったです。

あとは任せてもらいたかったです。

 

ほぼ知識ゼロでしたが、強気に考えていました。

複数の採用はいりません。自分に合った一社に出会えればいいんです。

 

自分のやりたくないことを羅列してみてください。

 

 

 

5.広告会社の仕事内容ってなに?

まず、業界によってぜんぜん違います。

WEB業界でもその中にはたくさんあります。

 

自分が携わったものを羅列しておきます。

SNSマーケティングの企画

・LP(ランディングページ)作成、運用

・ホームページの制作、運用

・オウンドメディアの制作、運用

ECサイトの制作、運用

リスティング広告の運用

アプリ開発、運用

 

会社に入ってから、いろいろ企画して携わっています。

しかし、ここまでやるのは大手~中堅企業に入るとまず無理です。

 

 

6.なんで大手~中堅企業に入ると仕事を任されないの?

大手~中堅企業は約3年のスパンで育てようとしています。

必ず先輩がいて、その先輩のサポートが主な仕事になってくると思います。

 

その中には、やる目的の見出せない業務もでてくるかと思います。

それはもうロボットと同じかもしれませんね。

 

1年目の最初は仕方ないと思いますが、私は3年間我慢できないと思いました。

 

 

7.中小零細も危ういところはたくさんある

では中小企業や零細企業がいいのでしょうか?

結論から言うとそうではないです。

 

本当にいろいろな会社があって、募集要項にはプランナーとかマーケッターと書かれていますが、実際の仕事はひたすら電話かけまくる仕事だったり、WEB広告なのになぜかコピー機や社内の電話機、照明を取り替えないかと押し売りしなければならない会社もあります。

 

いわゆる営業会社です。

僕は就職活動の際は営業会社を除外しました。

 

それまで「今回はマーケッターの募集だから営業はしないよ」といわれた会社の採用後、「面談で営業させる」って言われたときはショックでした...

 

 

8.自分たちでグリッドを握っている会社がいい?

広告会社もさまざまあります。

ですが、他人の褌で相撲をとる会社は危ういです。

 

他社に依存していると、その他社がダメになった時、会社ごと終わります。

広告会社はそれが多いです。

 

自分たちで独自のサービスやメディアを作っていれば何とかなるんですが、

クライアントや元請け会社の一言ですべて水の泡となる場合もあります。

 

一概には言えませんが、以下の二つの会社は良いかも知れませんね。

・会社のブランドが浸透している広告会社

・独自のサービスやメディアを持っている会社

 

 

 

9.時代の変化に対応してきた会社がいい!

上述したとおり、広告会社って危ういところばっかりです。

時代の変化に対応してきた会社なら安心材料のひとつになります。

 

人々の日々の生活の変化もかなり早いです。

スマホが浸透してタップゲームで稼いでいた会社は淘汰されてきました。

 

広告も同じです。時代の変化に対応してきた会社は強いです。

 

 

 

10.ミーハーは広告会社を選ばない方がいい

 「芸能人に会うでしょ?」

「いろいろ招待されたりするでしょ?」 

 「テレビとか雑誌に出てくるでしょ?」

 

めっちゃ言われるし、実際に会ったりするけど

そんなことが毎日続いているわけじゃないです

 

華やかなのはほんの一瞬です。

裏ではかなり地味な仕事ばかりです。

 

それらを乗り越えてやっと世に出た時のちょっとしたご褒美みたいなものです。

だから勘違いして広告会社に入るとギャップにやられます。

 

 

最後に...

広告会社に入るって簡単です。でも続けるのが難しかったりします。

メンタルをやられてしまったり、会社自体がつぶれてしまったり。

いろいろあります。

 

「誰かに何かを伝えて動かす仕事」はとても魅力的です。

僕はその魅力を知っているので、同じ意思を持った人に後悔してほしくないです。

 

激務の末に亡くなられた広告の人間は多いと思います。

その方々から多くを学んでください。